紫外線対策はいますぐ! 2月にはじめる日焼け止めの選び方
出典:photoAC
まだまだ寒さが厳しい日が続く2月ですが、実はもうすでに肌への紫外線ダメージは始まっているのです。日差しの強さを本格的に感じ始める5月頃まで紫外線対策を何もしないというのはいけません!? 春直前の今こそ紫外線対策の始めどきです。
春前の日焼け止めの選び方や塗り方
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紫外線のピークは5月~8月ですが、年間を通して降り注いでいるので基本的に季節に関係なく対策は必要です。とくに気をつけたいのは過ごしやすい気候へと向かう春。
3月は12月の倍近い紫外線が降り注ぐこともあるほど紫外線が強い時期です。そして2月もすでに肌への紫外線ダメージは始まっているのです。
また、夏は太陽の位置が高いため、紫外線は真上から降り注ぎますが、秋から冬は位置が低くなり紫外線が顔や体の広い範囲に当たるようになります。ちゃんと対策しなければ、夏以上にシミや肌老化といったリスクが高まるというわけです。
そこで、今の季節におすすめの日焼け止めの選び方をご紹介します。
日焼け止めは「SPF値」低め・「PA値」高めを選びましょう
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日焼け止めを選ぶときは、表示されている「SPF値」と「PA値」がポイントになります。SPF値・PA値は、どちらも紫外線をカットする効果を表す数値。SPFは波長の短い紫外線(UVB)への防御効果を表す効果指数です。UVBは肌の炎症やシミを引き起こす原因になる紫外線です。
一方、PAは波長の長い紫外線(UVA)への防御効果を表す効果指数。こちらは肌のハリや弾力を支えるコラーゲンやエラスチンといった線維を変性させるため、シワやたるみの原因となります。PAの値は+の数が多いほど防御効果が高くなります。
UVBは夏に多く降り注ぎ冬は減少しますが、UVAの量は夏も冬もそれほど差はありません。つまり、冬に注意が必要なのはUVAなので、2月はSPF値は低めの20~30、PAは+が2つ以上のものを選ぶのがおすすめです。
紫外線散乱剤配合をしっかりチェック!
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多少なりとも肌に負担をかける日焼け止め。毎日使用していると肌荒れや乾燥の原因にもなりがちです。外気が乾燥している冬こそ肌にやさしい日焼け止めを使用しましょう。そこでチェックするべきポイントは成分です。
日焼け止め効果のある成分は大きく分類すると2つあり、紫外線吸収剤と紫外線散乱剤に分けられます。紫外線吸収剤は皮膚の上で紫外線を吸収して化学反応を起こすので、肌に負担がかかりやすいです。紫外線散乱剤は紫外線を反射するだけなので、比較的肌への負担が軽いといわれています。紫外線がピーク時ほど強くない2月は、日常的に使うのなら紫外線散乱剤配合の日焼け止めを使用しましょう。加えて、保湿効果のあるものを使えば乾燥や肌荒れ対策にもなります。