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50代。協議離婚が成立してホッとした |老後のマネー安心に(26)

出典:編集部にて作成


シニア世代の大きな悩みごとのひとつが「老後のお金」にまつわるあれこれです。

 

毎日のように、ファイナンシャルプランナー佐々木先生のもとには、老後のお金まわりの相談が寄せられています。その中から、みなさまにもきっと役立つ相談案件をこちらでご紹介します。金融の知識は〝0〟で大丈夫! 気軽に、一緒に勉強して、老後の安心づくりを進めましょう。

 

【今回のご相談】心配な点もありますが、協議離婚が成立してホッとしました

 

■年代:50性別:女性 相談カテゴリ:老後のマネー

 

───今回ご紹介するのは、心配な点もあるが協議離婚が成立したというご報告をいただいた時のお話です。

 

「何年か前に、離婚を考えていると相談したと思いますが、やっと離婚することになりました。多分あったであろう不貞行為。でもそこは深く追求しないことにしました。弁護士さんにも聞きましたが、慰謝料請求は、不可能ではないが簡単ではないとのこと。どこまで証拠を揃えることができるかがポイントのようです」

 

「そもそも性格・価値観の不一致がもう修正できない状況なので……。傷つくことや、子供に心配をかけることもしたくないと思います。最後まで揉めたのは、土地と建物でした。このまま私が住み続けることで合意したので良かったのですが、住宅ローンをそのまま払い続けるという約束が守られるかが心配の種です」

 

「土地に私の名前を入れていることで勝手なことはできないと、弁護士さんに言われ安心しました。離婚の話を進めるのは、本当にストレスでしかありません。ここ数年は、モヤモヤした気持ちで過ごしていましたので、色々と話せてスッキリしました。ありがとうございました!」

 

【お答え】離婚条件の合意ができない場合は、離婚調停・離婚裁判となりますので協議離婚がベストですね

 

 

「時間はかかったようですが、離婚条件もまとまり、離婚協議が成立して良かったですね。離婚は、一方的にできるものではありません。また、離婚するには離婚理由が必要です。離婚の理由は何でもよく、双方の話し合いで合意して離婚することを決めることができれば、スムーズに『協議離婚』となります」

 

「意外かもしれませんが、相手がなかなか離婚を承知してくれない、離婚条件が合わずに話が進まないなど……、スムーズに協議離婚とならないケースも多いのです。では、どうなるのか? 協議離婚が成立しない場合、家庭裁判所へ『離婚調停』を申し立てるのが一般的です。調停委員を挟んでの話し合いとなります。それでも不成立の場合『離婚裁判』へ移行します。裁判では、法定離婚事由が必要になります」

 

「一番の問題点だった、離婚後の住まいについて話がまとまって何よりです。土地が夫婦共有名義になっていることで、土地全体を勝手に処分されないという点では良かったと思います。ただ、こちらも勝手に処分できないことにはなりますが……。住宅ローンを最後まで払うという約束が守られるかが、ご心配なところかと思います。違反があったときに強制執行をすることができるよう、離婚協議書を公正証書にしておくことをお勧めします」

 

「離婚協議がスムーズにいかない場合は、離婚調停を申し立てることになりますとお話ししましたが、最近では、オンライン調停なるものもあるようです。離婚調停アプリで、日程調整・調停人マッチングなど、インターネット上で完結。裁判所より期間や費用を抑えられるようです。手軽さと引き換えに失うものがなければ良いのですが……離婚手続きのストレスを軽減できれば、選択肢が増えたという点では良いのかもしれませんね」

 

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