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昔からずっと人気のお菓子〝ビスコ〟の名前の意味は?|お買い物トリビア(115)

出典:photoAC(子供のお菓子として昔から人気があるビスコ)


昭和の時代から子供にずっと人気のあるお菓子として有名なビスコ。ビスコが初めて発売されたのは第2次世界大戦が始まるよりも前のことです。戦争が行われていた時にはビスコの製造は一時的に停止していましたが、戦争が終わった後に再び製造が再開されました。

 

ビスコのパッケージは1933年に初めて発売された当時から、あまり変わっていません。男の子のイラストが描かれていることがビスコのパッケージの大きな特徴で、この男の子には「ビスコ坊や」という名前があります。ビスコ坊やのデザインは時代と共に大きく変わっていて、それぞれの時代に合うように子供の顔や髪型が変化しています。

 

ですがビスコという商品名は、昭和8年に発売された当時からずっと変わっていません。このビスコという名前には、しっかりとした意味があることをご存じでしたでしょうか。

 

 

お買い物トリビア「昔からずっと人気のお菓子〝ビスコ〟の名前の意味は?」の答えはこちら。わかりましたか?

 

出典:photoAC(パンなどの材料にも使われている酵母が名前の由来であるビスコ)

 

正解は、「 〝酵母入りのビスケット〟という意味 」でした。

 

ビスコというお菓子の名前にはしっかりとした意味があります。ビスコの〝ビス〟はビスケットという意味です。ビスコが発売された昭和8年当時は、ビスケットは現在ほど一般的に食べられているお菓子ではありませんでした。ビスコが誕生したことによって、より多くの子供がおいしいビスケットを気軽に食べられるようになりました。

 

ビスコの〝コ〟には酵母という意味があります。ビスコを製造する時に酵母を材料として使用していたので、〝酵母が使われているビスケット〟という意味でビスコという名前がつけられました。もともとは「酵母入りクリームサンドビスケット」という商品名で販売されていましたが、「酵母入りビスケット」という名前に縮められて覚えやすくなりました。

 

さらに子供に覚えてもらいやすくするために、商品名は「こうぼビス」に変更されます。この名前はその後「コービス」という商品名に変更されて、最終的に現在販売されている商品につけられている「ビスコ」という商品名になりました。

 

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