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福岡市東公園に立つ仏教僧の銅像は誰?|旅する雑学(180)

出典:photoAC(東公園に堂々とそびえ立つ銅像は……)


九州の経済・文化の中心地に位置する福岡市博多区。この博多区の東公園には、奈良の大仏、鎌倉の大仏に次ぐ日本で三番目に大きな青銅の銅像が厳かに立っています。

 

数珠と巻物を手に厳粛な面持ちで立つこの仏教僧の銅像は、高さは約10.66メートル、重さなんと75トンにもおよぶこの巨大さで、福岡市博多区のシンボル的存在になっています。さて、この仏教僧とは誰でしょうか。

 

 

旅する雑学「福岡市東公園に立つ仏教僧の銅像は誰?」の答えはこちら。わかりましたか?

 

出典:photoAC東公園の銅像は日蓮上人でした)

 

正解は、「 日蓮上人 」でした。

 

日蓮上人は鎌倉時代の仏教僧で、日蓮宗の宗祖。「立正安国論」を鎌倉政府に提出したことでも知られています。民衆の苦しみをなんとか取り除き、高貴な身分の人々だけでなく、日本の社会全体が幸せになるように生涯尽力した高名な僧です。

 

この青銅の銅像の製作を引き受けたのは、当時東京美術学校の校長であった岡倉天心。美術界の錚々たる人々が精魂込めて作った大作です。福岡に旅をしたら、ぜひ立ち寄ってみましょう。

 

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