「莢」は何と読む?難読漢字クイズ|美しい日本語 (210)

出典:筆者作成
「莢」は植物の種子を保護し、発芽までの間に必要な栄養を供給する重要な役割を果たします。豆類の植物において、莢は種子が成熟するまでの間、外部の環境から保護します。
莢は通常、緑色で厚みがあり、成熟すると乾燥して硬くなることがあります。マメ科の種子で作物になる「豆」の莢は、開花後に花びらが枯れ落ちたあとに付きはじめ、莢が膨らんできたら豆として収穫が可能。
世界中で栽培されている大豆は、莢が膨らみ種子が成長した段階で収穫すれば「枝豆」として食べられます。そのまま莢が黄色くなるまで放置し、莢を振って中の豆がカサカサと音をたてるようになったら「大豆」として収穫することができるそうです。さて、この莢とは、何と読むでしょうか?
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難読漢字クイズ「莢」の答えはこちら。読めましたか?
正解は、莢(さや)でした。
莢(さや)とは、豆類や果実が成長する際に種子を包み込む部分のことです。これにより、種子は外部の環境から保護され、成熟までの間に栄養を蓄えることができます。
莢にはいくつかの種類と特徴があります。例えば、ソラマメの莢は、大きくて厚みがあり、中に複数の大きな豆が含まれます。エンドウの莢は、柔らかく、食用として利用されることが多いです。スナップエンドウやグリーンピースなどがあります。インゲンの莢もまた、細長くて柔らかく、莢ごと食用とされることが多いです。
さやえんどうは、老化やがんの抑制に効果的なカロテンを豊富に含む緑黄色野菜なので、免疫力を高める効果もあるそうです。旬の季節には、たくさん食べたいですね。