スタバのコーヒーのサイズ〝ベンティ〟は、どういう意味?|お買い物トリビア(77)
コーヒーは世界中で愛飲されている飲み物ですが、そのサイズには様々な種類があります。コーヒーのサイズは、主にアメリカのコーヒーショップで定着したものです。日本では、SとMとLの3種類がわかりやすくて一般的ですが、ショート、トール、グランデなどのサイズがわかりづらいものもあります。
コーヒーのサイズは、自分の好みや目的に合わせて楽しむことができます。コーヒーショップでは、様々なサイズのコーヒーが提供されていますので、気軽に試してみましょう。
そんなコーヒーのサイズですが、スターバックスでは、ショート、トール、グランデ、ベンティの4種類に分かれています。ショートは短い、トールは長い、グランデは大きいという意味ですが、さて、ベンティはどういう意味でしょうか?
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お買い物トリビア「スタバのコーヒーのサイズ〝ベンティ〟は、どういう意味?」の答えはこちら。わかりましたか?
出典:photoAC(コーヒーがたっぷり入る大きな容器)
正解は、「イタリア語で〝20〟という意味」でした。
スタバで注文する際、どのサイズにするか迷った経験はありませんか? ショート、トール、グランデ、ベンティ……それぞれのサイズには実はユニークな名前と由来があるんです。
ベンティはイタリア語で「20」という意味で、20オンスの量を表します。オンスはイタリアの単位で、mlに直すと590mlとなります。これは20オンスに相当する量なんです。
スタバの創業者であるハワード・シュルツ氏は、1980年代にイタリアを旅行した際、現地のカフェ文化に魅了されました。そこで目にしたのが、エスプレッソをベースとした多様なコーヒーメニューと、それに合わせた様々なサイズのカップでした。
帰国後、シュルツ氏は自らの店舗にもイタリアの雰囲気を取り入れようと、それまでのショートとトールに加え、グランデ(イタリア語で「大きい」)とベンティという2つのサイズを追加しました。
ちなみに、コーヒーショップのタリーズで一番大きなサイズは、エノルメで、イタリア語で、「巨大な」という意味で、量はスタバのベンティと同じく590mlとなり、日本で一番量が多いと言われています。