〝かっぱ寿司〟の名前の由来とは?|お買い物トリビア(76)
皿に盛られた寿司がベルトコンベアで運ばれてくる回転寿司。回転寿司は、日本で発明されたもので、安くて手軽に寿司を楽しめるという利点があって、大人にも子どもにも大人気ですね。
回転寿司の歴史は、1958年に、それまでは立ち食い寿司の店舗として営業をしていた「元禄寿司」が回転寿司屋を開いたことに始まり、その後、全国に広まっていきました。現在では、日本だけでなく、世界各地に進出。日本の食文化の一つとして認知されており、世界中の人たちに親しまれています。
かっぱ寿司もそんな回転寿司チェーンの一つ。全国各地に店舗があり、各店舗たくさんの人々で賑わっています。さて、かっぱ寿司の名前の由来は何かご存じですか? かっぱ巻きから発想した名前かな?と思ったら、そうではないようです。
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お買い物トリビア「〝かっぱ寿司〟の名前の由来とは?」の答えはこちら。わかりましたか?
出典:photoAC(泳ぐのが得意なカッパ)
正解は、「水路に浮かぶ寿司が、かっぱの頭の皿のように見えたことから」でした。
「かっぱ寿司」の名前の由来は、創業当時の独自サービスに由来します。当時、かっぱ寿司の創業者である野崎郁三氏は、他の回転寿司店と差別化を図るために、水流で寿司を運ぶという方式を採用していました。そして、ユニークな店名で顧客の記憶に残ることを考えていました。
ある日、野崎氏は偶然目にした水路に浮かぶ寿司を見て、その形がまるでかっぱの頭に載っている皿のようだとひらめいたのです。確かに、回転レーンを回る寿司は、まるで水路を漂う寿司舟のようにも見えます。そこから、「かっぱ寿司」という名前が誕生したと言われています。
水に浮かぶ寿司桶が、かっぱの頭の皿に似ているという印象をお客様に与えることになり、成長にもつながったのですね。かっぱ巻き関係ありませんでしたね(笑)。