まめ得のタネ

東京23区で介護付き有料老人ホームを探す。必要準備とおすすめ施設も紹介

出典:photoAC


年老いた親御さんのいる人はご心配ごとが尽きないと思います。親御さんと離れて暮らしている人はなおさらでしょう。健康で何ごともなく過ごしてほしいと願いながら、万が一の場合はどうしよう。介護施設のことも考えておかなくてはなりません。

 

そう思いながらも親御さんと「その時にどうするか」の話し合いを、先延ばしにしていませんか。介護施設は、「入りたくてもすぐに入れない」ことが多いのが現実です。慌てずに済むように、しっかりした知識と準備が必要ですね。

 

今回は、医療法人社団 苑田会が運営母体となり、東京・埼玉・千葉で明生苑やグランヴィなどの介護施設を多数運営する株式会社明昭さんから実際に即したお話を伺いながら、知っておくべき予備知識、もしものときに慌てなくても済む準備についてご案内します。

 

特に、東京23区内で老人ホームを探す必要になりそうな方は、同エリアの介護付き有料老人ホームのご紹介もしますので、ぜひ最後までお読みください。

 

※江戸川区で老人ホームをお探しの方はコチラもお読みください。

 

※埼玉で老人ホームをお探しの方はコチラもお読みください。

 

老人ホーム探しの知識と準備は大丈夫?

 

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親御さんの突然の転倒・骨折による入院をきっかけに、介護施設を探し始めることになったという話をよく耳にします。

 

入院中の体力・筋力・気力の低下、認知症状の進行などにより、リハビリもうまく進まず、退院後に自宅に戻れないケースが多いそうです。24時間の生活サポートが必要になるため、在宅介護が可能な場合は良いとしても、親族の事情で難しい場合は介護施設への入所を考える必要が生じます。

 

ところが、希望する施設が満室で入所できないなど慌ててしまうケースが大変多いのです。その時になって困らないために、事前に知っておくべきことを解説しましょう。備えあれば憂いなしです。

 

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病院の退院リミットが迫る中、まず必要になるのが、親御さんの要支援・要介護の認定(再認定)申請です。これは、要支援・要介護度によって入所可能な施設が異なることからです(後で詳しく説明します)。入院の間に要支援・要介護度が進むことも多いです。

 

また、具体的な施設はどこにあるのか、自宅に近い施設はあるのか、必要な施設入所申請書類はどうするのか、などなど。ケアマネージャーのサポートがあっても、あたふたしてしまいます。果たして退院までに入所施設が決まるのか、焦りは大きくなります。実は、筆者もその経験者です……。

 

例にあげたように、年老いた親御さんの健康状態は急変しがちです。だから、事前に余裕を持って、そのような事態にどのように対処するか、そもそも本人の希望はどうなのか、親御さんが元気なうちに話し合い、シミュレーションしながら準備しておく必要があります。

 

これだけは押さえておきたい。介護施設の種別・入所条件・空室の有無など

 

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まず、少なくともこれだけは知っておくべき介護施設の基本情報をご紹介します。

 

公的介護施設か民間介護施設か

 

必要な介護や認知症の具合などによって、さまざまな種類の介護施設があります。その中でも代表的な介護施設は、公的施設の<特別養護老人ホーム>と民間施設の<介護付き有料老人ホーム>です。

 

特別養護老人ホームは要介護3以上。けれど空室がない!

 

特別養護老人ホームは公的サービスです。そのため、比較的入所費用が安いというメリットがあります。そのため大変人気が高く、入所希望者が多いため、ほぼ満室と思って間違いはありません。

 

特別養護老人ホームの空室待ちをしている人(要介護3以上)が全国で約25万人、東京都では2万1千人以上という報告もあります。

※厚生労働省「特別養護老人ホームの入所申込者の状況(令和4年度)」より

 

入所待機者が数十人〜100人以上の施設もあり、部屋に空きが出るまで数ヶ月から年単位で待たなければならないこともあるようです。施設に空きが出たら入所できるように、それまでは自宅介護で家族がサポートする、というように余裕を持って申込みをしておくことが現実的なようです。

 

また、原則として要介護3以上が入所条件となります。

 

介護付き有料老人ホームは原則要介護1以上。空室は比較的見つかりやすい

 

介護付き有料老人ホームは民間が運営する施設であり、それぞれに独自のサービスを展開しています。その分、比較的入所費用は高くなるケースが多くなります。ただし、空室は比較的見つけやすい状況にはあるようです。

 

また、要介護1以上が入所条件となる施設も多く、中には要支援1から入所可能な施設もあります。

 

つまり、ある程度のことは自分でできるといった、比較的自立度が高い状態でも入所でき、プライベートな生活を支援してもらいながら、例えばリハビリにも重点を置いて健康状態を維持していくなど、充実したサービスを備えた施設が多いのが特徴です。

 

親が元気なうちにしっかりと話し合いを。施設見学もおすすめ

 

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人生の最後まで、住み慣れた自宅で過ごしたいというのが誰もの願いです。でもその願いが叶うとは限りませんね。一人暮らし、親族の居住地が遠隔地のような場合はなおさらです。

 

施設入所が必要になった時に、待たずに入所できるように、事前にしっかりとした話し合いが大切です。経済的なことも避けて通れないので、計画性を持った準備も必要になります。

 

そのうえでお勧めしたいのは、親御さんと一緒に施設の見学をすることです。施設での生活イメージが具体的になり、自宅と同じとはいかないまでも落ち着いてゆったり暮らせそうかどうかなど、有益な判断材料になります。

 

明昭グループが大切にしているサポート体制

 

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株式会社 明昭は、東京・埼玉・千葉において、介護付き有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅、グループホーム、デイサービス、ショートステイなどの介護施設や介護サービスを運営する介護専門の会社です。

 

医療法人社団 苑田会がその運営母体で、病院が母体だからこその医療連携やリハビリノウハウが魅力。緊急対応も万全で入所者とその家族から喜ばれています。

 

明昭グループ自慢の5つの医療サポート

 

出典:明昭(かかりつけ医の訪問診療)

 

  1. かかりつけ医による週1回の訪問診療

    提携する病院から週に1回の訪問診療を実施。かかりつけ医として入所者の健康状態を日々見守っています。

  2. 夜間でも病院の指示が仰げ、適切な処置が可能

    夜間に体の状態に変化が起こった場合でも、グループならではの医療連携により、症状に対する指示を仰いでからの対応が可能になっています。

  3. 緊急時の入院受入可能

    緊急の場合も、グループ病院への受け入れが可能になっています。

  4. 専門医の外来受診

    訪問診療以外にも、グループ病院の専門医による高度な外来治療を受けることができます。

  5. グループ病院への送迎、付添に別途料金不要

    グループ病院への送迎については、搬送・職員の付添費用が不要です。また、家族の方の付き添いは必要ないので、負担がかかることがありません。

オリジナルのリハビリプログラム

 

施設には機能訓練指導員が常駐し、入所者個人個人に合ったリハビリプログラムを作成、機能訓練が実施されています。指導員のサポートを受けながら、入所者のみなさんは健康な体づくりを日々の日課にされています。

 

出典:明昭(リハビリ機器も多数揃っています)

 

毎日、手作りの美味しい料理を

 

楽しい毎日には、美味しい食事が欠かせません。施設の厨房で毎食、手作り料理の美味しさを味わうことができるので、入所者のみなさんから大好評のようです。

 

出典:明昭(手作り料理の一例)

 

明昭が東京23区内で運営する介護付き有料老人ホーム「グランヴィ」

 

明昭では、東京23区内で介護付き有料老人ホーム17施設を運営されています。その中でも上質ブランドとなる「グランヴィ」シリーズ3施設をご紹介します。

 

実は、筆者の知人宅がグランヴィを利用していることがわかり、感想を聞いてみました。

 

「8年ほど前、認知症が始まった母の一人暮らしが心配で入所しました。当時は要介護1から2になるぐらいの状態だったので、特別養護老人ホームは入居できません。それで民間の介護施設を探すことに。グランヴィに入所することになりました」

 

「みなさんがすごく楽しそうに過ごしていた様子が入所の決め手になりました。特別養護老人ホームよりも費用が高いことからか、元経営者の方なども多い様子でした」

 

「8年前からスタッフのみなさんがほとんど変わっていないので、職場としても良い施設なのかなと思っています。みなさん、親切で感じの良い方が多いです」

 

「食事も美味しいようですし、洋服やコンビニの外販もあり、施設にお金を預けておくことで希望するときに買い物ができ、施設で精算・領収書管理もしてくれるので便利ですし安心です」

 

「エントランスロビーは上質な綺麗さで、リハビリゾーンは他のホームよりも断然と広く、充実していますよ」

 

グランヴィは、経験豊富なスタッフの人数が多く、可能なかぎり入所者の「したい生活」が叶えられるよう、一人ひとりの気持ちに寄り添った介護サポートが提供されています。

 

お近くのグランヴィをぜひ見学してみてください。できることなら、体験入所もオススメ!施設での生活イメージがグッと身近に感じられるはずです。

 

以下、各々の施設のホームページから、資料請求や現地見学のご相談が可能です。

 

看護師が24時間体制の「グランヴィ小日向

 

出典:明昭(グランヴィ小日向の外観)

 

「グランヴィ小日向」は、要支援1から入所が可能な介護付き有料老人ホーム。経験豊富なスタッフを充実配置(看護師は24時間常駐)して、自宅のように居心地の良い生活ができる環境を追求。

 

リハビリも、「できるが増える」「楽しい」「継続できる」をモットーに、一人ひとりに合わせたプログラムが提供されています。

 

体験入所も1314日を限度に可能となっており、実感と納得を大切にした入所判断ができて安心です。

 

出典:明昭(グランヴィ小日向のリハビリの様子)

 

・種 別:介護付き有料老人ホーム

・所在地:東京都文京区小日向 1丁目23-27(東京メトロ丸ノ内線「茗荷谷駅」下車徒歩4分)

・電 話:03-5810-1900

・居室数:122室(完全個室)

・入居条件:要支援1以上 概ね65歳以上

 

 

 

家族のようなサポートを!「グランヴィ歳王

 

出典:明昭(グランヴィ歳王の外観)

 

「グランヴィ歳王」は要介護1から入所が可能。第二の我が家のように落ち着いて暮らしてもらえるようなサポートが提供されています。

 

リハビリ、レクリエーション、そして美味しい食事。運営母体である病院と「医療と介護の融合」を目指し、他施設では受け入れ困難とされている方も多くご案内されているようです。

 

出典:明昭(グランヴィ歳王の落ち着いた居室)

 

・種 別:介護付き有料老人ホーム

・所在地:東京都墨田区亀沢4-10-3JR総武線・地下鉄半蔵門線「錦糸町駅」下車徒歩10分)

・電 話:03-5619-7080

・居室数:100室(全室個室)

・入居条件:要介護1以上 概ね65歳以上

 

 

 

都心ライフを変わることなく!「グランヴィ神楽坂

 

出典:明昭(グランヴィ神楽坂のエントランス)

 

「グランヴィ神楽坂」は要支援1から入所が可能な施設。「それは普通の生活?」を合言葉に介護の姿勢を自問しつつ、「〜がしたい」という入所者の思いの実現をお手伝いしようとがんばっています。

 

その実現の可能性がほんのわずかでも、介護・医療・リハビリを中心としてサポートしながら、お一人お一人に寄り添って楽しいと感じていていただける毎日になるように。施設の1階に喫茶コーナーがあるのもうれしい施設ですね。

 

出典:明昭(施設上階の開放的なベランダ)

 

・種 別:介護付き有料老人ホーム

・所在地:東京都新宿区東五軒町4-1(神楽坂駅(東西線)より徒歩約8分)

・電 話:03-5227-7070

・居室数:79室(全室個室)

・入居条件:要支援1以上 概ね65歳以上

 

 

 

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