キクイムシの駆除方法|発生原因や効果的な予防法も紹介
出典:photoAC
キクイムシは、その名のとおり木材を主食としており、家屋や家具などを食害する害虫です。
人に危害を加えることはありませんが、フローリングの床や家具の表面などに穴を空けるため、修繕費用が必要になるケースもあります。
自宅でキクイムシに被害を受けた形跡を発見し、駆除したいと考えている方も多いのではないでしょうか。
本記事では、キクイムシの被害や駆除方法、おすすめの駆除業者などについて詳しく解説します。
キクイムシの被害を受けて悩んでいる方は、ぜひ本記事で紹介する内容を参考にしてみてください。
【PR】
おすすめの害虫駆除サービス3選! | |||
サービス |
|
||
料金 |
8,000円〜 現地調査:無料 |
3,300円〜 現地調査:業者による |
8,800円〜 現地調査:無料 |
駆除対象 | 害虫・害獣全般 | 害虫全般 | 害虫全般 |
アフター サービス |
未記載 | 業者により異なる | 1年間保証 ※対応エリア・加盟店により異なる |
対応エリア |
東京都・埼玉県 |
全国(業者により異なる) |
全国 |
対応時間 | 24時間365日 | 業者により異なる | 24時間365日 |
公式サイト | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
※料金はすべて税込表示です。
もくじ
キクイムシとは
出典:photoAC
キクイムシは日本全国に分布している、甲虫目キクイムシ科に属する昆虫です。
日本では少なくとも300種類以上ものキクイムシが確認されており、多くは森林や山などに生息しています。
キクイムシの基本的な概要について、次の3つの項目を通して解説します。
- キクイムシの特徴
- キクイムシの種類
- キクイムシの生態
キクイムシがどのような害虫なのか知りたい方は、ぜひ最初にチェックしてみてください。
キクイムシの特徴
キクイムシは体長3~8mm程度の小さな昆虫です。外見は種類によっても異なるのですが、基本的には茶褐色の細長い胴体に短い触角が生えています。
キクイムシのもっとも大きな特徴は、木材の内部を食害して人間の生活に被害をもたらすことです。そのため、キクイムシは漢字で「木食い虫」と表記されます。
家屋の素材に木材が使用されていたり、木製の家具を置いていたりする場合は、キクイムシの被害に遭う可能性があります。
キクイムシの主な活動時期は、4月~10月ごろの暖かい季節です。ただし、暖房の使用によって冬にもキクイムシが出現するケースがあります。
キクイムシの種類
キクイムシは300種類以上が確認されていますが、日本で被害報告が上がっているのは主に次の4種類です。
- ヒラタキクイムシ
- ナラヒラタキクイムシ
- ケヤキキクイムシ
- アフリカヒラタキクイムシ
ヒラタキクイムシは全国に広く分布している種類であり、フローリングや家具に使用される広葉樹を食害します。
家屋の構造材に使用されることの多い針葉樹は食害しないため、住宅に大きな被害を与えることはありません。
ナラヒラタキクイムシは北海道や関東地方に生息しています。ヒラタキクイムシと同様に、広葉樹を食害する害虫です。
ケヤキキクイムシは四国に生息していることが多く、ケヤキや竹、ナラなどの木材を食害します。
アフリカヒラタキクイムシは関西地方や東海地方に多く生息している種類です。家屋の構造材を食害するため、住宅に大きな被害を与えやすいことが特徴です。
キクイムシの生態
キクイムシの成虫は4月~8月頃の湿気が多く暖かい季節に発生し、木材の内部に卵を産み付けます。
卵は約10日~20日間を経て孵化し、キクイムシの幼虫が誕生します。幼虫の期間は約10か月間で、木材の内部を食害しながら成長することが大きな特徴です。
幼虫はやがて蛹となり、約10日後に成虫として穴から飛び出します。夜行性のキクイムシは、夜になると飛び回って交尾や産卵などをおこないます。
成虫の寿命は約3週間〜5週間と短めですが、メスは一生の間に約50個もの卵を産み付けるため、繁殖力は非常に強いといえるでしょう。
キクイムシの幼虫による被害
出典:photoAC
キクイムシが主に被害をもたらす時期は、生まれてから約10か月間の幼虫の時期です。幼虫による被害について、次の3つの項目をとおして解説します。
- 木材の内部を食害
- 家具やフローリングが穴だらけになる
- 人体への影響はない
キクイムシの被害を知りたい方は、ぜひチェックしてみてください。
木材の内部を食害
キクイムシの被害の中でもっとも大きいのは、木材の内部を食害されることです。
キクイムシの種類によって被害の大きさは異なるものの、中には家屋の構造材を食害する種類も存在します。
構造材の食害が拡大すると、住宅の耐久性に深刻なダメージを与えかねません。キクイムシからの被害を放置していると、修繕費用が大きく膨らむ可能性も高いです。
またキクイムシは木材を内部から食害するため、被害に遭っていることになかなか気付けません。そのため、知らず知らずの間に被害を受けている恐れもあります。
キクイムシの被害拡大を防ぐためには、早期発見が重要になるでしょう。
家具やフローリングが穴だらけになる
キクイムシの種類によっては、構造材は食害しないものの、フローリングや木製の家具に被害を与えるケースもあります。
フローリングや家具が食害されると、穴だらけになって美観を損なってしまいます。
場合によっては、フローリングの修繕や家具の買い替えなどが必要になるかもしれません。
キクイムシの数が増えると穴の数がどんどん増え、修繕費用がかさんでいきます。
とくに修繕費用が高額になりがちな床暖房設備を導入している場合や、高価な木製家具を揃えている場合には注意が必要です。
人体への影響はない
木製の家屋や家具などに大きな被害を与えるキクイムシですが、毒や感染症などは持っていないため、人体への影響はありません。
仮に素手で触ったとしても、刺されたり噛まれたりすることもありません。
直接的な人体への影響がないことから放置する方も多いのですが、長期間にわたって放置すると繁殖して家屋への被害がどんどん膨らんでいきます。
人体への直接的な被害はありませんが、キクイムシが人間の生活に害をもたらす害虫であることには変わりません。
キクイムシの痕跡を発見した際は、放置せず駆除対策をおこないましょう。
キクイムシ被害を見分けるポイント
出典:photoAC
キクイムシは木材の内部を食害するという性質上、被害を受けていても気付きにくいことが難点です。被害を見分けるポイントを紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
家具や床の木くず
キクイムシの被害を受けている場合、家の中に家具や床の木くずが散乱しているのを発見できます。キクイムシは木材を食害する際に、木くずを外に排出するからです。
そのため、まずは木製の家具の近くやフローリングの部屋などで木くずが溜まっていないかを確認してみてください。
家具の近くや壁際などに木くずが溜まっていたら、キクイムシが潜んでいる可能性が非常に高いです。
もしも木くずの中からフンが確認できた場合、確実にキクイムシが潜んでいると考えましょう。
1mm程度の小さい穴
次に、フローリングや壁、家具などに1mm程度の小さな穴が空いていないかどうかを確認してみましょう。
キクイムシの食害を受けると、木材に細かな穴を空けられてしまいます。
とくに木くずが散乱している場所は穴が空いている可能性が非常に高いため、入念にチェックしてみてください。
小さな穴が複数個見つかった場合、中にキクイムシの幼虫が潜んでいるため、駆除が必要です。
次の項目でキクイムシの駆除方法を紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
キクイムシの駆除方法
出典:photoAC
キクイムシの被害を発見した際は、拡大を防ぐためすぐに駆除をおこないましょう。主な駆除方法は次のとおりです。
- 根気よく殺虫剤を散布
- 業者に相談
それぞれの駆除方法について、詳しく解説します。
根気よく殺虫剤を散布
キクイムシを自力で駆除する際には、根気よく殺虫剤を散布する方法がもっともおすすめです。
幼虫は木材の内部に入り込んでいるため1匹ずつ駆除するのは非常に難しく、専門家でも完全駆除は難易度が高いとされています。
そのため、キクイムシが空けた穴に殺虫剤を定期的に散布し、少しずつ駆除を進めていくしかありません。
キクイムシ専用の殺虫スプレーであれば、小さな穴にも差し込めるノズルが付属しています。
とくにキクイムシの活動が活発になる4月〜8月に根気よく散布をおこなうと、駆除効果を得られやすいです。
業者に相談
殺虫剤を定期的に散布してもキクイムシの被害が止まらない場合、駆除業者への相談を検討しましょう。
もしも毎年4月〜8月頃にキクイムシの被害を受けている場合、完全に駆除できておらず、木材の内部で繁殖が続いています。
キクイムシの数が増えると殺虫剤だけで駆除するのは難しくなるため、専門業者への依頼が必要です。
キクイムシの駆除は専門性が高く難しいため、駆除実績が豊富な駆除業者を選ぶことがポイントです。
駆除費用は業者によって異なるものの、10㎡あたり1万円〜3万円程度が相場です。
キクイムシの被害が拡大すると修繕費用の方が高額になる可能性もあるため、自身での駆除が難しいと感じた場合はぜひ業者に依頼してみてください。
キクイムシのおすすめ駆除業者
出典:photoAC
キクイムシを確実に駆除したい場合は、駆除業者に依頼しましょう。おすすめの駆除業者2選を紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
害虫駆除110番
害虫駆除110番は、シロアリやクロアリ、ダニ、ハチ、ゴキブリなどの害虫全般の駆除を専門とする業者です。
あらゆる害虫の駆除に対応しているため、キクイムシの駆除も相談できます。
害虫駆除110番は、現地調査から見積もりまでを無料で依頼可能です。明朗会計を約束しているため、見積もり後に追加料金が発生することはありません。
実際に駆除を依頼したあとは、害虫駆除の専門家が駆除の作業を実施します。害虫の種類や家屋に合わせた方法で駆除をしてもらえます。
また作業が完了したあとの清掃や整理整頓などもサービスに含まれているため、安心です。
大手の害虫駆除業者に依頼したい方は、害虫駆除110番を検討してみてください。
参照元:害虫駆除110番 | ゴキブリ、ノミ・ダニ、トコジラミ、チャタテムシなどの害虫駆除や害虫対策に日本全国、24時間365日受付対応!
くらしのマーケット
くらしのマーケットは、害虫駆除の業者を比較しながらどの業者に依頼するのかを選定できるサービスです。
キクイムシ駆除で検索をすると対応する業者が一覧で表示されるため、一度チェックしてみてください。
くらしのマーケットに登録している害虫駆除業者は、すべて専門家なので安心して依頼できます。
また実際に依頼したユーザーの口コミをチェックできるのも、くらしのマーケットの便利なポイントです。
複数の業者を比較してから相談したい方は、ぜひくらしのマーケットを利用してみてください。
参照元:くらしのマーケット - くらべておトク、プロのお仕事。
キクイムシに効果のあるおすすめ殺虫剤
出典:photoAC
自身でキクイムシを駆除する場合、効果の高い殺虫剤選びが重要です。
キクイムシの駆除でとくにおすすめの殺虫剤は、微粒子状に薬剤を噴霧して有効成分を浸透させるエアゾール系です。
キクイムシの駆除に効果的なおすすめの殺虫剤2選を紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
キクイムシコロリ
キクイムシコロリは、ヒラタキクイムシの駆除に特化したスプレータイプの殺虫剤です。即効性や残効性に優れていることから、キクイムシの駆除に対して高い効果を発揮します。
ロングノズルが付属しているため、キクイムシに空けられた穴に差し込んで薬剤を散布できます。
また木材防腐剤が配合されているため、薬剤による木材の腐敗を防止できる点もポイントです。
なお、ヒラタキクイムシのほか、シバンムシやシロアリなどの駆除にも効果があります。
キクイムシをはじめとする木材の内部に生息する害虫をまとめて駆除したい場合は、キクイムシコロリを使用してみてください。
参照元:白アリ予防駆除剤|木材防腐・シロアリ防除・防カビ剤の吉田製油所
虫コロリアース
虫コロリアースは、150種類もの害虫に効果のある殺虫スプレーです。
複数の種類が販売されていますが、キクイムシの駆除におすすめなのは虫コロリアース (エアゾール)です。
エアゾールタイプには通常噴射とノズル噴射の2WAYノズルが付属しており、穴の内部と周辺の両方に薬剤を散布できます。
薬剤の散布後、待ち伏せ効果が約1か月持続するため、駆除時にキクイムシが穴の中にいなくても退治できる可能性があります。
致死効果が非常に高く、キクイムシをはじめとする不快害虫を一斉に駆除できる点がポイントです。
参照元:虫コロリアース (エアゾール) 300mL | 虫ケア用品(殺虫剤・防虫剤) | アース製薬 製品情報
キクイムシ駆除の手順
出典:photoAC
キクイムシの被害を受けている場合、適切な手順で駆除をおこなう必要があります。
駆除の手順は次のとおりです。
- 木材の虫穴から殺虫剤を噴射する
- 周辺へ噴射する
- 時間をおいて噴射を繰り返す
- 虫穴を塞ぐ
それぞれ詳しく解説します。
木材の虫穴から殺虫剤を噴射する
キクイムシを駆除する際は、木材の虫穴に直接殺虫剤を散布する方法がもっとも効果的です。
そのため、まずはフローリングや壁などにキクイムシに空けられた穴がないかを確認しましょう。
穴を発見したときは、殺虫スプレーのノズルを差し込み、殺虫剤を噴射していきます。
どの穴にキクイムシが潜んでいるのか、目視ではわからないため、すべての穴に殺虫剤を噴射しましょう。
周辺へ噴射する
虫穴への噴射が完了したら、次にフローリングや家具などの周辺に殺虫剤を噴射しましょう。
キクイムシは基本的に木材の内部に潜んでいますが、食害のタイミングで外に出てくることがあるためです。
虫穴の周辺にも殺虫剤を散布しておけば、キクイムシが嫌がって家から出ていく可能性があります。
なお、殺虫剤を噴射する際は、マスクを身に着けて薬剤を吸い込まないように注意が必要です。
また小さな子どもやペットが家庭内にいる場合、噴射の際に近づかせないように注意しておきましょう。
時間をおいて噴射を繰り返す
殺虫剤を一度噴射しただけでキクイムシを完全に駆除するのは難しいため、時間を置いて噴射を繰り返しましょう。
多くの殺虫剤は1か月ほどの持続効果がありますが、使用環境によっては持続効果が短くなる場合があります。
駆除の確率を少しでも上げるためにも、1週間に1回以上の頻度で殺虫剤を噴射するようにしてみてください。
殺虫剤の噴射を繰り返している期間中は、被害を受けている箇所の様子を随時確認し、新たな被害が出ていないかどうかをチェックしましょう。
キクイムシの被害が収まってきたら、次のステップに進みます。
虫穴を塞ぐ
キクイムシの駆除が完了したら、フローリングや家具などに空けられた虫穴を塞ぎましょう。
自身で虫穴を塞ぐ際におすすめの方法は、パテを用いた穴埋め補修です。床や家具の色に近いパテを使用すれば、違和感なく綺麗に虫穴を塞げます。
穴埋めパテは100円ショップやホームセンターなどで購入できるため、ぜひチェックしてみてください。
なお、虫穴の被害が大きく自身での補修が難しい場合、施工業者に修繕を依頼しましょう。
木材の食害がひどい場合、内部の補強が必要になるケースもあります。不安な方は施工業者に家屋の内部まで確認してもらいましょう。
キクイムシの発生原因は輸入木材
出典:photoAC
キクイムシの主な発生原因は、海外からの輸入木材です。
輸入された木材にキクイムシが付着しており、そのまま家屋の構造材や家具などに使用されることにより、キクイムシの被害が発生します。
キクイムシの発生原因となる輸入木材について、次の4つの項目を通して解説します。
- 幼虫のエサになるデンプン質
- 虫が産卵するため導管のある木材
- キクイムシが好む木材の種類
- 古い木材は狙われにくい
キクイムシの発生原因を知りたい方は、ぜひチェックしてみてください。
幼虫のエサになるデンプン質
キクイムシは木材を主食としていますが、木材の種類を問わず食害するわけではありません。食害に遭いやすいのは、幼虫のエサになるデンプン質が多く含まれている木材です。
たとえば、日本古来の木である針葉樹のスギやヒノキなどはデンプン質が少ないため、キクイムシの被害に遭うことはありません。
一方、輸入木材である合板やオーク材にはデンプン質が豊富に含まれており、キクイムシが好んで食べます。
家屋の構造材には針葉樹が使用されることが多いものの、フローリングや家具などには合板やオーク材などが使用されます。
そのため、構造材よりもフローリングや家具などの方がキクイムシの被害を受けやすいといえるでしょう。
成虫が産卵するため導管のある木材
キクイムシは木材の内部に卵を産み付けて繁殖するため、導管のある木材は被害に遭うことが多いものです。
導管は木材を構成する組織の一つであり、水分をとおす役割を担っていることが特徴です。
導管のある木材は、ケヤキやブナなどの広葉樹をはじめ、ナラ、タモ、キリなどが該当します。
広葉樹は海外から輸入されることの多い木材であるため、キクイムシの被害を受けやすいとされています。
キクイムシが好む木材の種類
キクイムシがとくに好んでいる木材の種類は次のとおりです。
- ラワン材のような南方産の広葉樹材
- ナラ、ケヤキ、タモなど国産の広葉樹材
広葉樹材にはキクイムシが産卵できる導管があり、さらにデンプン質も豊富であるため、キクイムシが好んで住み着きます。
一方の針葉樹はデンプン質が少ないうえ、導管よりも細い仮導管が90%以上を占めています。そのため、キクイムシが住み着くことは基本的にありません。
フローリングや家具などの材質をチェックし、どのような木材が使用されているのかを確認してみてください。
広葉樹材が用いられている場合、キクイムシの駆除対策が必要です。
古い木材は狙われにくい
キクイムシの被害を受けているのは、新築2年以内の家屋が全体の80%〜85%を占めているといわれています。
木材に含まれるデンプン質は時間とともに変質することから、古い木材はキクイムシのターゲットになりにくいためです。
新築の家にお住まいの場合はキクイムシからの被害を受けていないかどうか、家の隅々まで確認してみてください。
ただし、古い木材がキクイムシからの被害を全く受けないわけではありません。
新築以外の家にお住まいの方も、キクイムシからの被害を受けていないかどうか入念にチェックしましょう。
キクイムシの発生を予防する方法
出典:photoAC
キクイムシの発生を予防するためにおすすめの方法は次のとおりです。
- キクイムシが好まない木材を選ぶ
- 防腐剤・ニスなどの定期メンテナンス
- 殺虫剤をかけておく
それぞれの方法について詳しく解説します。
キクイムシが好まない木材を選ぶ
キクイムシの発生を予防する方法として効果的なのは、キクイムシが好まない木材で家作りや家具選びをおこなうことです。
広葉樹はキクイムシのターゲットになりやすい一方、スギやヒノキなどの針葉樹は被害を受ける心配がありません。
これから注文住宅を建てようと考えている方は、針葉樹を構造材に選択するようにしましょう。
また家具選びの際も木材をチェックし、針葉樹で作られている家具を選ぶとキクイムシからの被害を抑えられます。
防腐剤・ニスなどの定期メンテナンス
防腐剤やニスなどで加工されている木材も、キクイムシからの被害を受けにくいとされています。
そのため、定期的に防腐剤やニスなどを塗布すれば、キクイムシからの被害を予防できるでしょう。
キクイムシは毎年のように発生する害虫であるため、産卵時期の4月〜8月にかけては定期メンテナンスを怠らないようにしてみてください。
殺虫剤をかけておく
キクイムシが発生するよりも前に殺虫剤を散布することで、家に寄りつくのを防げます。
本記事で紹介したエアゾール系の殺虫剤は、キクイムシの駆除や予防に効果的です。
定期的に殺虫剤を散布し、キクイムシが自宅に寄りつかないように対策しましょう。
キクイムシの駆除におすすめの害虫駆除サービス3選!
おすすめの害虫駆除サービス3選! | |||
サービス |
|
||
料金 |
8,000円〜 現地調査:無料 |
3,300円〜 現地調査:業者による |
8,800円〜 現地調査:無料 |
駆除対象 | 害虫・害獣全般 | 害虫全般 | 害虫全般 |
アフター サービス |
未記載 | 業者により異なる | 1年間保証 ※対応エリア・加盟店により異なる |
対応エリア |
東京都・埼玉県 |
全国(業者により異なる) |
全国 |
対応時間 | 24時間365日 | 業者により異なる | 24時間365日 |
公式サイト | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
※料金はすべて税込表示です。
ここからは、害虫駆除を対応しているおすすめのサービスを紹介します。
- アールクリーニング
- くらしのマーケット
- 害虫駆除110番
それぞれ、特徴を紹介するためぜひ参考にしてみてください。
アールクリーニング
アールクリーニングはエアコン・ハウスクリーニング、不用品回収などさまざまな事業を展開する株式会社Fire Worksが運営する、害虫駆除業者です。
累計作業件数は20万件で、日本ナンバーワン調査総研によるとハウスクリーニング業者クオリティ満足度、コスパ満足度の高いハウスクリーニング業者、主婦におすすめするハウスクリーニング業者の部門で3冠を達成しているため、安心して任せられるでしょう。
「即対応」と「業界最安値に挑戦」をモットーにプロの清掃員が最短10分で駆けつけます。
支払い方法が各種クレジットカード決済、QRコード決済、電子マネーから選べ、多くのキャッシュレス決済に対応しているため便利です。
現地調査と見積もりが無料で、24時間365日相談を受け付けしているため、害虫や害獣の被害にお悩みの方は公式サイトの問い合わせフォームもしくは電話にて相談してみてください。
くらしのマーケット
くらしのマーケットは家事代行や不用品回収、引っ越し、害虫駆除など暮らしや生活のサービスを提供するみんなのマーケット株式会社が運営する、日本最大級のオンラインマーケットプレイスです。
害虫の種類やエリアなど条件を選択したあとに、出てきた店舗や業者の口コミや料金を比較して、希望の業者をオンラインで予約できます。
どの担当者にすればよいのか迷うときには、料金が安い順や口コミが多い順、評価が高い順で表示でき、充実した口コミから信頼できる店舗を探せます。
くらしのマーケットで予約した作業時に発生した問題に対しての損害賠償補償や予約確定まで個人情報が店舗に公開されないプライバシー保護も徹底しており、厳正な審査を通過した店舗のみが出店できるため、安心できるでしょう。
対応地域や追加料金、アフターサービスなどは店舗や業者により異なるため、事前に相談してみてください。
口コミを比較して選びたい方やどの業者に頼めばよいかわからない方におすすめです。
害虫駆除110番
害虫駆除110番はシェアリングテクノロジー株式会社が運営する、害虫トラブルをスピーディに解決する害虫駆除業者です。
電話でも問い合わせフォームでも24時間365日受付しているため、害虫トラブルをすぐに相談でき、最短30分で無料診断をおこないます。
アフターサービスとして、害虫駆除のあと最長1年の保証のサービスがつく場合があります。
駆除料金は8,800円(税込)〜で、相談、現地調査、見積もりは完全無料です。
即日対応してほしい方や深夜でも電話で相談できる業者に頼みたい方は、まずは無料の見積もりを依頼してみてください。
まとめ
出典:photoAC
キクイムシの駆除方法や発生原因、予防対策などについて紹介しました。
木材の内部を食害するキクイムシは、被害を受けていても気付きにくいという難点があります。
被害を予防するためにも、フローリングや家具などを定期的にチェックし、木くずの散乱や穴などがないかを確認してみてください。
キクイムシの痕跡を発見した場合、殺虫剤や業者などを利用して駆除をおこないましょう。
ぜび本記事で紹介した内容を参考に、キクイムシの被害を予防してみてください。
※本記事の情報は2024年6月公開時点のものです。
※最新情報は各サービスの公式サイトでご確認ください。
※商品・サービスに関するお問い合わせは、サービス提供元まで直接ご連絡をお願いします。
※本記事には提携する企業のPR情報が含まれます。