「野分」は何と読む?難読漢字クイズ|美しい日本語 (111)
出典:筆者作成
9月から10月にかけて発生することが増える台風。秋の台風は、日本付近に近づくケースが多く、秋雨前線の影響と重なって雨量が多くなることも特徴の一つです。
毎年、日本列島に様々な被害をもたらす台風ですが、この台風に伴う秋の暴風を「野分」と呼びます。俳句の秋の季語としても用いられる「野分」ですが、さて何と読むでしょうか。
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難読漢字クイズ「野分」の答えはこちら。読めましたか?
正解は、野分(のわき)でした。
野の草を吹き分ける風という意味の「野分」。この言葉は、文学作品などにもしばしば用いられています。古典文学では、『源氏物語』の巻名の一つにも用いられています。
また、明治から大正にかけて活躍した文豪・夏目漱石も『野分』というタイトルの作品を残しています。「のわき」という読み方以外に、「のわけ」という読み方もあります。