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50代。娘からの離婚相談に、どう対応したらよいものか? |悩みを解決!(19)

出典:編集部にて作成


ひとは老若男女を問わず、悩みを抱えて生きているものです。その悩みの中には家族や親しい友人には相談しづらくて、一人で抱え込んでしまう悩みがあります。辛くて押しつぶされそうになることもありますよね。

 

でも、人に話すだけで気持ちが少し軽くなることもあります。カウンセラーは、そんなお悩みに寄り添ってお話を聞きながら、一歩を踏み出すお手伝いをしています。

 

この「悩みを解決!」シリーズでは、カウンセラーが出会ったお悩みをご紹介します。今回は、すみす先生に寄せられた相談です。参考になることが一つでもあるとうれしいです。人生は楽しくなきゃネ!

 

【今回のご相談】娘から離婚を考えていると相談され、どう対応したらよいか困っているというお悩みです

 

■年代:50性別:女性 相談カテゴリ:離婚・家族

 

─── 今回ご紹介をするのは、娘さんから離婚を考えていると打ち明けられて、どうしたらよいか困っているというお悩みです。

 

「私には、20代の娘がおります。一人っ子ということもあってか、小さい頃からなんでも私に話してくれました。お友達と喧嘩をした時も、どうやって仲直りしたらいいのかな~というような相談もありました。いつも一緒に悩んで考えては、くじけずに一つ一つ問題を解決して乗り越えていく姿が逞しく愛おしくもありました。そんな娘から最高に難しい相談をされて困っています」

 

「娘は結婚をして、子供も生まれました。夫婦仲も良く、学生時代からのお付合いだったということもあってか、ずっと友達同士のような夫婦でいたいと話すこともありました。娘の夫はゲーム好きで、ゲームがすごく上手なんだよ~と自慢していたこともありました」

 

「それが今では、子供の世話を頼んでもゲームに夢中でいつも生返事ばかりだそうで。結局娘がやることになり、不満がどんどん溜まっているようです。離婚を考えている。離婚する時って慰謝料もらえるのかな~と相談されたときはショックでした。離婚なんて考えたこともなく過ごしてきましたので、さすがにこの相談には困っています。どうしてあげることがよいのでしょうか?」

 

【お答え】一方的に離婚したいと思っても簡単にはできません。不満が溜まらないように相談に乗ってあげることが大切かと思います

 

 

「お母様としては、大変ショックなお話だとお察しいたします。まず慰謝料についてですが、離婚するときには慰謝料をもらえると思っている人がいるようですが、財産分与などとは性質が異なり、離婚する際に必ず請求できるというものではありません」

 

「離婚慰謝料は、離婚に至る原因(不貞行為・DVなど)を作った有責配偶者によって受けた精神的苦痛に対する損害賠償となります。性格の不一致や価値観の違いなど、双方どちらにも責任がないような場合には慰謝料の請求はできません」

 

「そもそも一方的に離婚したいと思っていても、そう簡単に離婚することはできません。双方が離婚することに合意しなければ離婚はできませんので、離婚できるかどうかは相手が離婚に応じるか? がポイントになるのです。相手が離婚に応じない・離婚条件が折り合わない等の場合は法的手段(離婚調停など)となります。そこまでしたくはないだろうと思います」

 

「お互い離婚の意思がある場合は、離婚届けに記入して提出し、離婚届が市区町村役所の戸籍窓口で受理されると協議離婚が成立します。離婚条件(親権や財産分与)で揉めるケースが多いので、もし、離婚するようなことになる場合は、離婚届けを出す前に離婚協議書を作成することが大事になります」

 

「お子様もいるようなので、衝動的な感情で離婚に進まないように、これまで通り不満を聞いてあげるといいですね。また、離婚相談の専門カウンセラーなど気軽に相談できるところがあることも教えてあげると良いかと思います。離婚という選択肢を選ばずに上手く乗り越えてくれるといいですね」

 

カウンセラー:すみす先生

 

 

楽しい婚活をモットーに、国際結婚・中高年の方をメインに結婚相談所をしております。様々な結婚への現場経験を活かして、お悩みをお持ちの方にスッキリ、爽やかな気持ちになっていただけるようにお答えしたいと思っています。

 

一般社団法人ブライダルアライアンス 東海支部理事

LINEトークCare 公式カウンセラー

■名古屋婚活 With You

 

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