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奈良公園の鹿が食べる「鹿せんべい」……原材料は何? |旅する雑学(106)

出典:photoAC(鹿せんべいをもらう奈良公園の鹿たち)


奈良のシンボル的な動物といえば「鹿」ですよね。そんな鹿と触れ合える有名な観光スポット「奈良公園」は一部が春日大社の境内で、はるか昔から神様の使いでもある鹿を手厚く保護してきた歴史があります。

 

奈良公園を訪れ、鹿に「鹿せんべい」をあげたことがあるという方も多いのではないでしょうか。美味しそうに食べてもらえますが、この鹿せんべい、材料は一体何でできているのでしょう?

 

 

旅する雑学「奈良公園の鹿が食べる鹿せんべい……原材料は何?」の答えはこちら。わかりましたか?

 

出典:photoAC(鹿せんべいは小麦と米ぬかでできています)

 

正解は、「小麦と米ぬか」でした。

 

鹿せんべいは、奈良の鹿愛護会が認定している工場でのみ生産される安全なものです。鹿の健康を考慮して砂糖などは使われていないので、人間が口にしてもたんぱくすぎてあまり美味しいとは感じないかもしれません。なお、鹿せんべいを束ねている帯も、誤って口にしても問題がない素材が使われています。

 

多くの観光客が与えるので食べすぎが心配ですが、1日に5kgも草を食べる鹿にとっては微々たる量で、おやつを口にする感覚だそうです。

 

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